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小さなヨットうみたか丸が周航します。これはその記録です。


by umitakamaru3

田辺湾綱不知から阿尾港へ(2014年7月12日)

台風一過
上天気の紀伊水道入口を走る


 朝5時出港。台風避泊で5日間滞在した綱不知ともお別れです。朝日が最高にきれいです。岩礁の多い田辺湾を慎重に通り抜けます。台風一過の後上天気で、風も5メートル前後はあります。フルセールでエンジンも使って走ります。6ノット前後はでます。ただ海面はまだ台風の余波が残っていて、時々大きな波やうねりが来ます。風は北寄りのかぜなので、上りいっぱいでジブがきかなくなったので下します。スピードも4ノット台に落ちました。コースを沖合3マイルにとったので日御碕を大回りすることになってしまいました。紀伊水道の入り口なので阪神方面に行き来する本船が次々に通ります。神経を使います。阿尾港に着岸したのは10時30分でした。
 阿尾港は広い港です。入ると右側の古くからの漁港地区と左側の地区に分かれているようです。うみたか丸は左側の岸壁に着けました。港が広いので岸壁は空いているという感じです。港にいた人に聞くと、船がすくのうなってしもた、ということです。右奥の方に立派な浮桟橋があるのでヨットを係留できるかと聞くと、浅いんとちゃうか、ということです。
 阿尾地区は立派な港以外は、数十軒の民家があり、その周りは緑の山が取り巻いているという風景です。釣り人が何人もいたので聞くとそれぞれアジ、キス、タコを狙っているということです。


さようなら綱不知、朝日に見送られて
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阿尾港のうみたか丸
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by umitakamaru3 | 2014-07-12 14:42